【1】災害が起こった直後のお役立ちツール

 (1)身を守る際のお役立ちツール

■防災ヘルメット

災害対策サイトや防災サイトではよく防災ヘルメットが紹介されています。

しかし、あなたのお宅にヘルメットは完備されていますでしょうか。

 

通常のお宅には家族全員分のヘルメットは完備されていないと思います。

そういったご家庭では次の座布団や掛け布団・毛布の活用をお考えください。

■座布団

関東大震災の再来の心配のある神奈川県の小学校などでは、授業中に地震が起きたときに頭を守るツールとして防災ずきんなるものを座布団代わりに椅子の上に敷くことを決まりとした学校がありました。

ただ、通常のご家庭には防災ずきんの常備はないと思います。

しかし、その代わりになるのが座布団です。上から物が落ちてきたことによる大事な頭部の怪我を防いでくれます。

 

なお、最近は床に座るのではなく、ソファなどに座る家庭も増えています。そういったご家庭ではソファの上に置いているクッションももちろん有効です。

 

■掛け布団・毛布

大地震など上から物が落ちてくるおそれがある場合、掛け布団や毛布に勝るツールはないと言っていいほど、掛け布団と毛布は身を守るのに優れたツールです。

 

しかも、ヘルメット座布団と違い頭部だけでなく全身を守ることができるすぐれものです。

大地震の際、ガラスの破裂などから全身を守ることもできます。

 

就寝中の大地震の場合は、むやみに逃げるのではなく揺れがおさまるまで布団から出ないのも得策です。

 

 


【2】逃げる際のお役立ちツール