実家を離れて東京で暮らす娘さんが被災した実家が心配で連絡しようとしています。
その場合用いられる連絡手段は、
■固定電話
■携帯電話・スマートフォン
■メール
■LINE(ライン)などのSNSサービス
■災害伝言サービス
ご年配の方の中には今でも固定電話中心で電話をかけておられる方も多いと思います。
しかし、以前の黒電話と異なり今の電話機は電気が通ってないと使えません。つまり、災害で停電してしまうと普及するまで安否の確認ができず、ご家族の方に無用な心配をかけてしまいます。
*インターネットのIP電話では電気が止まった場合に使えなくなるため、災害対策としては不向きということをよく耳にします。しかし、それは通常のNTT回線の固定電話でも同じです。電話線が生きていても、電気が止まって電話器が使えなければ電話できません。
災害対策という観点からは、携帯電話も併用して使いこなせるようにしたほうがベターです。
携帯電話(またはスマートフォン)は、お持ちの方ならどこに行くにも必携です。
大災害の後は混雑で通話できない時間帯が長引くことも考えられます。
そのようなときでも、メールやLINE(ライン)で被災者本人から無事であることを伝えることができます。
また、心配で連絡を取りたがっている親戚や昔の同級生の方から連絡が来ることもあります。
自分の無事を伝えるために絶えず連絡がとれる体制が必要です。そのための強力なツールが携帯電話・スマートフォンです。
ただし、災害対策としては従来型の二つ折り携帯のほうが優れていることはこちらで記述致しました。
LINE(ライン)に関しては、スマートフォンをお持ちの方同士で連絡を取り合えるのであれば安否確認のためにも有効なツールとなりえます。
ただ、実家でお住まいのご年配の方は今でも従来型の二つ折り携帯(ガラケー)をお使いの方も多いと思います。
そういった場合はやはり通話やメールで安否確認するのが一般的となります。
*なお、災害対策とLINE(ライン)についてはこちらもご参照下さい。